孫正義氏らが公益財団法人を立ち上げ

tksm2525

2011年07月27日 23:58

ソフトバンクの孫正義社長は、東日本大震災で被災した子供たち
を支援する公益財団法人を設立すると発表しました。新しく
立ち上げる公益法人は孫社長が寄付した100億円をもとに運営
される予定です。この公益財団法人は王貞治氏、アイドルの
スマップも発起人となっており、「東日本大震災復興支援財団」
という名称で設立されました。今後は被災した子どもや
支援NPOなどを長期的にサポートしていくことになります。

孫社長は東日本大震災の発生直後に、早々と100億円の寄付を
宣言しましたが、この100億円の中から、今回の公益財団法人
設立の資金が捻出されることになります。8月1日からは、
被災した子どもたちをサポートする団体向けの助成金の
募集受け付けを行う予定で、総額1.6憶円の集金を目標としている
そうです。また、孫氏の経営するソフトバンクでは、18歳以下の
孤児の携帯電話料金を負担するなどの取り組みが行われて
います。なお、ソフトバンクが負担する携帯電話料金は、
キャリアに関係なく負担されているそうです。

孫社長は100億円の寄付を早々と表明したものの、実際に
100億円の寄付を行った形跡はないようです。しかし、今回の
公益財団法人設立で40億円を負担することでふたたび世間の
話題をさらってしまいました。孫氏は、「義援金の寄付だけでは
なく、少しでも直接お手伝いできないか」と設立に至った心情を
説明しています。

また、発起人の一人となったスマップの中居正広氏は、
「支援活動には勇気がすごくいる。偽善じゃないかと言われる
など、いろんな覚悟をもってやらないといけないかも
しれないが、周りの評価を考えている事態ではないのでは
ないかと、ぼくらSMAPメンバーは考えている」とコメント
しています。

関連記事